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先輩インタビュー

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【経営管理本部】樋岡 幹司
経営管理本部
社内SE

情報インフラは“動いて当たり前”。
1000人企業の“当たり前”を支える

経営管理部/情報システム課 課長代理
樋岡 幹司(2018年入社)

Kanji Hioka

私の仕事

あじかんは国内・海外含め、40以上の拠点があります。使用されている情報端末は、パソコンでいうと800台に上ります。これらの拠点の情報を統合し、連携し、共有を行うためのあらゆるシステムの開発と改善、維持管理に取り組むのがシステム部門スタッフの役割です。新規システム開発・仕様決定を行って外注先とともにシステム開発することもあれば、各拠点に出向いてシステムの不具合を解消するなど、システムに関する多岐にわたる業務を担当しています。

情報インフラの構築で、事業に貢献

私は以前、システム開発会社で働いていました。SEはいろんな会社のシステムに関わりますが、どれも「自分の顧客」ではあっても「自分の会社」ではありません。経験を積むうち「自分の会社のシステムを守る」というやりがいを味わいたいと思うようになり、あじかんの社内システム担当として転職することを決めました。
企業が使用するシステムには、様々なものがあります。営業システムや生産システム、受発注管理システム、経理システム、経営管理システムなど部門に応じて求められる機能が異なるのですが、これらがうまく連携しなければ、情報の有効活用ができません。機能・特性の異なるシステムを連携させるのは容易ではないのですが、その難しさを克服するのが社内SEの面白みの一つです。
2019年には、全拠点を結ぶWeb会議システム導入に携わりました。日本全国・海外に拠点が広がる中、コミュニケーション頻度が落ちる問題を解消したいというのがきっかけでした。その後、コロナ禍により、県や国をまたぐ出張ができなくなってしまいます。それを見越していたわけではないですが、結果的には正しい判断でした。今やこのシステムは、あじかんにとって欠かせない情報インフラとなっています。

「使えて当たり前」を守る責任感

情報システムは「使えて当たり前」のもの。パソコンが起動しない、システム入力がうまくできないとなると、途端に業務に支障をきたしてしまいます。そういった不具合は、速やかに解消しないといけません。

ある年、年始の仕事初めに、静岡工場からシステムトラブルが起こったと連絡を受けました。サーバを設置した階の上の部屋で水漏れがあり、その影響でサーバがダメージを受けたのです。私は飛行機に飛び乗り、まず横浜の拠点で余っていたサーバを入手。そのまま新幹線に乗って静岡工場を訪ね、その日のうちにサーバを交換することができました。静岡の工場長は「よく来てくれたね、ありがとう。そういえば、あけましておめでとう」と温かいお茶を振るまってくれました。素早く問題が解決できて良かったなと思います。

今、時代は「DX推進」など、情報活用の重要性が声高に叫ばれています。私たちもシステム担当として、あじかんに必要な情報活用のあり方を検討しているところです。一つ構想としてあるのは、情報の「見せる化」ですね。従業員が共有するべき情報を、わかりやすい形で、どこでも「見せる」ようにできないか、と。デジタルサイネージのように、気がつけばそこに求める情報があるといった具合になると、DXは進むんじゃないでしょうか。あじかんらしい、情報活用のあり方を考えていきます。

あじかんにとって必要な社内システムを考える。その守備範囲は基幹システムはもちろん受発注から生産システムまで多岐におよぶ。あじかんのDX化を主導するポジションだ。
サーバーの保守・管理も引き受ける。実は、コロナ以前につくったオンライン会議システムがコロナで活かされた。あらゆる仕事がつながっていく。
IT業務は全社・全部署と関係する。大切なことはあじかんの業務を知り、俯瞰してシステム化すること。開発は外注すればいい。必要なのは頭脳だ。

私の仕事ツール

PCメンテナンスツール一式

社内でPCに不具合があれば私のところに送られてきます。そして、届いたPCを私が修理して送り返す。ハードからソフトまで、IT担当として守備範囲は極めて広い。だけどまだまだITの業務領域は広がっていきますよ。
すべてを理解した上で、これからのあじかんに必要なITを、組織体制も含めて考える。面白いです。

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