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社長メッセージ
おいしさを追求するには
失敗から学び、
挑戦する意欲が欠かせない。
代表取締役 社長執行役員 足利 直純
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もともと「チャレンジ」が原点だった
玉子焼、寿司具材など業務用食品を製造・販売するあじかんが、初の一般消費者向け市販品としてごぼう茶を売り出したのは2010年。紆余曲折はありながら、ごぼう茶事業は当社売上の10%を占める柱に育っています。
こうした新たなチャレンジはあじかんにとって、珍しいことではありません。あじかんはもともと、チャレンジによって誕生し、事業を発展させてきた会社です。
創業者が独立する際、縁もゆかりもない広島を創業の地に選んだことが、挑戦の始まりでした。玉子焼で一流寿司屋に認められた後も、決してあぐらをかかず、お客様のご要望に応じてかんぴょうや椎茸、カニカマなどの新たな寿司具材の開発に着手。スーパー・コンビニへとお客様を広げていったのも、挑戦意欲があったからできたこと。チャレンジがあじかんの今日をつくったと言っても過言ではありません。
もちろん、守るべき伝統はあります。自らの利益だけでなくお客様の利益、その先にいる一般消費者の方々や社会全体の利益になることを考える。その結果が、自分たちの利益となって返ってくる「三方良し」という考え方。お客様のお困りごとに応え「共存共栄」を大切にする姿勢は、時代がどれだけ変容しようと変わりません。
確かな土台の上で、果敢に変革にチャレンジする。挑戦によって新たな価値を創造し、より次元の高い調和を生み出す。そんな会社にならなければ、お客様の、社会の声に応える企業にはなれません。
「おいしさ」は、奥が深い
チャレンジの指針となるのは「おいしさの追求」です。「おいしさ」とは、味の良さを指すだけではありません。例えば「質の良い材料を使っている」ことも、おいしさを構成する要素の一つです。「安全である」「健康にいい」なども同様です。甘味・塩味・酸味・苦味・うま味がどのようなバランスで成り立っているか、科学的根拠が示せるという点も大事です。知名度の高さ、ブランド力も関係します。
こういった「おいしさ」を追求するには、個人の努力だけではどうにもなりません。営業、開発、生産、広報、物流、マーケティングといったあらゆるセクションが一丸となって取り組んで、初めて実現できるものです。
挑戦心があれば、あじかんらしいおいしさは必ず実現できる。新たな需要を創造し、お客様から、社会から選ばれる企業になれる。そう確信しています。
コミュニケーション、視野の広さ、ITスキル
チャレンジの過程で、失敗もあるでしょう。しかし、転んだら起き上がればいいだけのことです。「安心して失敗できる場」をつくるのも、経営者の務めだと自覚しています。
あじかんで活躍できるのは、コミュニケーション能力のある人材です。一人で挑戦はできません。新しい何かを創造するには、仲間と協力し合う必要があります。お客様や、一般消費者の方々の声を聞くにも、コミュニケーションが欠かせません。
また視野の広さも求められます。需要の先を読んだり、新たなマーケットに取り組む時、視野の広さ・好奇心の強さは大きな武器になります。
今後、DX推進や、開発・製造プロセスにおけるAI導入などの検討もしており、ITに強い人にも、活躍の場を提供できます。
共に学び、挑戦し、新たな価値を創造しましょう。